インド概要:出典 ウィキペディア
インドは南アジア随一の面積と世界第2位の人口を持つ大国である。12億人を超える国民は、多様な民族、言語、宗教によって構成されている。連邦公用語はヒンディー語、他にインド憲法で公認されている言語が21あり主な言語だけで15を超えるため、インドの紙幣には17の言語が印刷されている。議会制民主主義国家であり、有権者数8億人と世界最大である。州政府が一定の独立性を持ち、各州に中央政府とは別に政府があり大臣がいる。
労働力人口の3分の2が農業に従事する一方、製造業とサービス業が急速に成長している。国民の識字率は74.04%である。ヒンドゥー教徒が最も多く、イスラム教、シーク教がこれに次ぐ。カースト制度による差別は憲法で禁止されているが、今でも農村部では影響は残っている。機関化にともない、汚職や環境問題を抱えながら経済発展を享受している。
アジア開発銀行はインドの中間層が向こう15年間で人口の7割に達するとしている。
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